REFLECTIONS: PERFORMANCE
25 Apr–24 May 2026
エンジェル・オテロ(Angel Otero)は1981年プエルトリコのサントゥルセ生まれ。2004年にシカゴに移住するまで同地で過ごす。現在はニューヨークとプエルトリコを拠点に活動。2017年にニューヨークのブロンクス美術館で、2016年にヒューストン現代美術館で大規模な個展を開催。大学院修了後まもない2009年にはシカゴ現代美術館で開催された「Constellations」展に参加している。オテロの作品はブロンクス美術館(ニューヨーク・ブロンクス)、デポール美術館(シカゴ)、イスタンブール・モダン(イスタンブール)、ケンパー現代美術館(カンザスシティ)、龍美術館(上海)、ストックホルム近代美術館(ストックホルム)、シカゴ現代美術館(シカゴ)、ノースカロライナ美術館(ローリー)、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館(ニューヨーク)、スピード美術館(ルイビル)、バージニア美術館(リッチモンド)、ホイットニー美術館(ニューヨーク)など、数多くの公的・個人コレクションに収蔵されている。
オテロの作品は、絵の具の本質的な特性を明らかにするような画材の限界に挑む技法で知られ、抽象的なイメージの創造に根ざし、記憶という概念と向き合うことで美術史と自身の経験の両方に向き合っている。2010年に制作を開始した「オイル・スキン」シリーズは特によく知られており、ガラスの上に油絵の具を塗り重ね、半乾きの状態で剥がし取った「皮(スキン)」をキャンバス上で再構成することで、全く新しいイメージやパターンを作り出す。このシリーズではアーティストの制作過程に内在する変容的な性質と、抽象表現主義の視覚的領域を拡張しようとする試みが同時に現れている。